こども国連環境会議推進協会(略称 JUNEC)は、国際連合大学と連携して持続可能な社会を創る「人材」を育成するNGOとして、2000年(平成12年)に設立されました。
「世界は、つながることでもっとよくなる」をコンセプトに、主に日本の中学生・高校生・大学生を対象に、持続可能な社会作りに向けて先進的な取り組みをしている企業・研究機関・大使館・省庁・自治体など、様々なステークホルダーと連携した共創型・探究型学習プログラムを提供しています。
世界が直面する様々な社会的課題(ソーシャル・イシュー)に対し、課題解決のために必要なアクションプランを未来思考で考え、実践できる人材を育成することを目標としています。
こども国連の特徴
こども国連の「3つの行動指針」
こども国連 事務局長からのメッセージ
プログラムのデザイン・コンセプト
活動実績
こども国連の特徴
こども国連の「3つの行動指針」
こども国連が大切にしている3つのバリューです。 |
#01 指導者ではなくファシリテーター わたしたちは、「指導者」ではなく 探究心と創造性を刺激する「ファシリテーター」として 人間中心の対話の場を提供します。 |
#02 可能性と個性の尊重 わたしたちは、参加者一人一人の違い、 可能性や個性、履歴を尊重します。 正解のない課題に挑戦するからこそ、 発言やアウトプットに優劣を付けたり、 むやみに否定をしたりはしません。 |
#03 安全安心の場作り わたしたちは、 プログラムの結果だけを重視するのではなく、 一人一人の思考プロセスの可視化・共有化を促し、 参加者が安心して自由に対話できる場づくりに 責任を持ちます。 |
こども国連 事務局長からのメッセージ
持続可能な社会を実現するためには、貧困、食糧危機、エネルギー、ジェンダーなど、複雑で解決方法が未知である課題ばかりですが、困難な課題も「人とつながる・世界とつながる」ことで変えていくことができると、確信しています。
”こども”とは、守るべき存在だけでなく、世界を変えていく担い手です。
こども国連の活動を通して、世界や仲間と出会い、未来を変えていく第一歩を踏み出してみませんか?
プロフィール:井澤 友郭 (いざわ ともひろ)
こども国連環境会議推進協会 事務局長 1974年生まれ。二児の父。 ワークショップ デザイナー 領域:人材開発、21世紀型能力開発、SDGs、ビジョン形成、理念浸透、危機管理 |
2003年から「持続可能性」や「危機管理」をテーマに、各地の学校や企業、自治体などにワークショップなどの教育コンテンツを提供。2016年から国連・持続可能な開発目標(SDGs)に関する理念浸透や新規事業開発、地域活性化を目的としたプログラムを多数開発しながら、ファシリテーション講座なども開催している。ファシリテーターとして年間200回以上登壇し、延べ5万人以上の学生・社会人を育成してきた。プログラムは、講義など一方的な知識伝達のスタイルではなく「他者理解」と「合意形成」そして「主体形成」が育成される実践的ワークショップとして定評がある。
LEGO®SIRIUSPLAY®を活用した研修:約600回以上開催
SDGsをテーマにした研修:約500回以上開催
ファシリテーション研修:約200回以上開催
プログラムのデザイン・コンセプト
探究・対話・共創 こども国連のプログラムは、 「探究」と「対話」そして「共創」を重点にデザインしており、 一方的な知識伝達型の授業ではなく、ワークショップ形式による 双方向型の学びの場を提供しています。 特に下記4つの経験・コンセプトを大切にしています。 |
大切な4つの経験こども国連のプログラムでは、 21世を生き抜く力の獲得に向け、 下記4つの経験を大切にしています。 1.コンフリクトの中から人々と合意する経験 2.多種多様な背景をもつ人々と協働する経験 3.「1人でコツコツ」ではなく、人を巻き込む経験 4.論理と感性を駆使したアウトプットを行う経験 |
学習者中心のデザインによるプログラム ユニークなアイスブレイクや、 様々なメソッドを活用したワーク、 そしてスムーズな発言を促すファシリテーションによって、 初めて1人で参加をした方でも、 安心して対話ができる場を提供しています。 年齢などで参加者を縛ることなく、 自由に思ったことを発言できる場で、 様々な視点からの議論を形成します。 |
活動実績
[設立]
2000年10月
[助成実績]
環境再生保全機構 地球環境基金助成金 2001年~2012年, 2016年~2018年
国立青少年教育振興機構 子どもゆめ基金 2006年~2010年
東京都 広域食育推進民間活動支援事業 補助金 2009年~2011年
[ワークショップ協働実績]
キリン株式会社「キリン・スクール・チャレンジ」:2014年12月~2018年6月
ユニリーバ・ジャパン株式会社「リプトン サステナブル大使」:2016年7月、2017年7月
イケア・ジャパン株式会社「イケア スクール フォー スクール」」2013年11月~12月
ソフトバンク株式会社:2017年8月、2018年2月~4月
豊田市「とよたこども国連ミライ会議」:2015年1月, 2016年3月
その他企業:DNP 大日本印刷株式会社、株式会社ラッシュジャパン、日本ハム株式会社、株式会社内田洋行など多数
大使館・研究機関など:スウェーデン大使館、デンマーク大使館、中国大使館、トルコ大使館、国際連合大学、環境省、文科省など多数
[学校向け講演・ワークショップ]
法政大学女子高等学校(スーパーグローバルハイスクール向けプログラム):2015年~2017年
帝京高校インターコース、東星学園中学校、お茶の水女子大学附属中学校、玉川学園高等部、東京学芸大附属国際中等教育学校、聖学院中学校高等学校、青翔開智中学校高等学校 など多数